遠方にいながらの前準備
すぐ着手しないと間に合わない現実

Image by Makin Residential from Pixabay
実家の再生の決意を固めたものの、私は当時、遠く離れた町で暮らしていたし、仕事に介護、家事と目の回るような日々。
連休を利用した帰省期間に、効率よく進めるならばしっかりとした計画を立てることは必須でした。
何としてでも、娘の高校卒業時点で実家をピッカピカに生まれ変わらせ、3人が引っ越して行ける状態になっていないとあかん!
そのためには、この日までに家の工事が終わってないとあかん、
…のためには、この日までにリフォーム会社と契約、そんで
この日までには、リフォームプラン決定、リフォーム会社決定…。
リフォーム開始までに、家の中を空っぽにしなあかん、ゴミ出し、
それもゴミにするか残すかの判別からやらなあかん。
大型家具の引き取り業者手配…。その業者のリサーチ。
目標の日からさかのぼって、やることの期限を設けて、順番に計画を立てていきました。
すると、まさに、今すぐ着手していかなあかんことがわかったのです。
カレンダーをみながら帰省スケジュールを調整

UnsplashのEstée Janssensが撮影した写真
まずは、帰省スケジュールを組むこと!
先々までの連休と娘の行事予定、母のショートステイの空き状況を見ながら、早め早めに帰省できそうな日程をカレンダーにマーク。
2日位の短い連休では往復の時間と交通費がもったいないから、
続きでとれるもう1日仕事が休めるようにしてプラス、無駄のないようにしました。
庭木伐採業者のリサーチと手配
まず最初にしないといけないのは、庭木の伐採。
もともとは父が世話していた、松、桃、芍薬、金柑、あじさい、つつじ…といった、たくさんの花木で華やかだった庭。
母も体が不自由になってからは、すっかり手入れがなされず荒れてしまっていました。

Image by Steward Masweneng from Pixabay
厄介なのは、隣の家にまで枝木が伸びてご迷惑をかけてしまうこと!
これまでもフーフー言いながら、枝切りバサミで最低限のカットはしてきたけれど、一度、慣れない作業で恐怖を体験したのでした。
2m以上ある三脚のてっぺんに座りながら無心に枝を切っている最中、
下の土が柔らかくて、三脚の足がぐらついて危うく背後へ倒れそうになり、ぎりセーフで留まったのでした。
あの時ばかりはもう「終わった」と思ったなぁ!
それに、帰省する度にまたあっという間に伸びていて、毎度この作業に追われていれば時間が取られて他のことが進まない…。
「お父さん、ごめん」
父に代わって、この先も花木の手入れをやっていける気がどうしてもしなかったので、苦渋の決断で、全てきれいに伐採してもらうことにしました。
親戚に紹介してもらった業者に依頼し、帰省の日に合わせて来てもらい、伐採して頂きました。代金6万円なり。
リフォームの情報収集と業者とのやりとり
リフォーム雑誌やWebサイトを見まくる日々もスタート。
参考になりそうな間取りや施工事例を見ては、付箋を貼ってマークしたりスクショで保存。
自分がこうしたい、と思っても可能なことと不可能なことはあるだろうとは理解した上で、
できるだけ”いいな”と惹かれたデザインに近づくように、提案して見積もってもらおうと思ったのです。
口コミレビューによくよく目を通し、評価の高い地元の業者を何社かピックアップ、築60年以上の旧家であること、家全体をフルリフォームを希望していること、現状空き家にしていて帰省予定に合わせて現地視察と面談を希望していること…など、簡潔に問い合わせフォームを通じて伝えると折り返し電話で連絡を頂けました。
こうして、帰省の日に合わせて1社ずつ時間差をつけて現地の下見に来てもらえるよう手配しました。
片付け用品を事前に準備
そして、帰省時に必要になる物品の準備も忘れずに。
実家に布団はあったものの、使用前に干す手間などかけられないことを考え、コンパクトに収納できる寝袋(シュラフ)をネット注文。
現地直送で荷物になることなし!
軍手や一時置き場所へ搬入用のブルーシート、手提げの大袋はホームセンターや100円均一で購入して持参。
このようにして、実家の片付けとリフォームという一大プロジェクトを、まずは現自宅からコツコツと下調べと準備を重ねていったんです。
直接動けるのは限られた数日でも、事前の「段取り力」がすべてを左右するのだ!!
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